夏ぶりの投稿、まわし者のMです。
当工房、庭が広く、夏の間にオーナーがとんでもない量の野菜を育てておりました。趣味の家庭菜園を超え始めているような。
胡瓜、トマト、ナス、オクラ、絹さや、ししとう。。野菜と虫の楽園のようでした。さすがに11月になると夏野菜は枯れ、虫も消えつつあります。
ちょうど、本焼きの終わった陶器鉢と、庭で抜かれて処分されるところだった野菜があったので遊んでみました。
茎の曲がりくねりと実の面白さを引き立てるために葉を残すか、落とすか悩んだり、茎はどこで切るか悩んだり。団子虫の腹からニョキニョキ。
同じ茎から赤と緑が実るなんて面白いですね。歩行者用の信号のようです。
ハエトリグモと相性が良いようです。
こちらはししとう?ピーマン?
アクの強い鉢も緑を挿すと、案外と調和するような、しないような。自然な造形を模しているからですかね。「何これ?」と誰かに聞かれて困った時は「アートです」と言えばそれっぽく誤魔化せますね。
ちなみに、なんとこの植物はオクラです。幾度か、庭の実りをお裾分けしてもらい、美味しく頂きました。
単に作品を作って持ち帰るだけではなく、ここでは工房から庭に出ると草木があるので素材で遊べます。
目一杯、創作に時間を割きたいところですが、思わぬことに夢中になってしまいました。
ロマネスクやルートビーツ、アーティチョークなど食べられる、かつ創作意欲をそそる造形の面白い野菜を植えて欲しいな、とこの場でオーナーに訴えてみます。変わった形の実ものも良いですね。