陶芸フリーコースのMです。週末は外出自粛の要請が出ているので作陶が進まず。
そこで年末に焼き上がっていた巨大なサボテン型の植木鉢に植物を植え込むことにしました。
コロナ感染拡大がなければ来週の4月2週目に工房の作陶展が催されるはずでした。土を入れると重くなって運べなくなるので、作陶展が終わるまではこの巨大サボテン鉢は植え込まずに保管しようと思っていました。
残念ながらもう作陶展は秋まで延期されてしまったので植木鉢としての使用を始めようかと思います。これから3ヶ月の多肉植物の成長期を逃すわけにはいきません。
工程は割愛。
軽石を10cmほど、サボテンの排水性の高い土を10cmほど、そしてそこから上は観葉植物用軽量土を詰めています。おそらく7kgぐらいの重量になったかと思います。大抵の台風ではびくともしない安定性です。
あちらにも、こちらにも。天辺には大きな株を植え込んでいます。土が入っているので根が張れば長く楽しめるようになります。
言うなれば、多肉植物の集合住宅でしょうか。狭いスペースに多くの種類を植える為に工夫しました。大きな鉢に詰め込む「寄植」という方法もありますが、ギュウギュウに詰め込む寄植は一つ一つの株の形が見えなくなるのであまり好きではありません。となると、上に伸び、互いに距離を保ちながら植えるとこんな鉢が都合が良くなります。
合計20株ほど植え込んだでしょうか。根が張って育ってくれるのが楽しみです。たまには室内にとりこんで鑑賞したいですね。
大きな窯を2つと小窯が1つ。制作途中の作品置場も広い工房なのでこんな大物も作れてしまうのがありがたいです。