ありそうで無かった「陶芸教室」

陶芸教室「福ろく寿」

中野区の陶芸教室。東京では唯一の「磁器教室」も併設。完全フリー教室。

コロナで在宅時間が増える中でアクアリウムが盛り上がっているそうです。水槽陶芸はいかがでしょうか。

ついに緊急事態宣言ですか。

とりあえず、周囲の空気を読んで陶芸を自粛しています。しかし「福ろく寿」での週末の作陶は広々とした部屋で窓を開けて一人で黙々としゃべらずに作業するだけなので「三密」に当てはまらないので感染リスクは低く、問題はないのではないかとも思えます。悩ましいですね。

 

新たな作陶ネタがないので過去の作品の実用例を紹介してみようかと思います。

 

在宅勤務の人が増え、学校や幼稚園もお休みとなり、自宅で過ごす時間が増えています。そんななか、アクアリウムを始める人や一層のめり込む人も増えているとか。美しい水草や熱帯魚をぼーっと眺めているとコロナの不安も解消されるとか。そんな人にお勧めしたいのが「水槽陶芸」。そんな言葉はありませんが、勝手につけました。

熱帯魚や爬虫類水槽の中に入れるものを陶器で自作して楽しむのです。市販品でも赤い橋や水車など陶器の置物が売っていますが、自分で作れば自由自在に好みの世界観を作れてしまいます。

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これは昨年作った、水槽のいわゆる投げ入れエアフィルター通称「ブクブク」を隠すためのカバーです。見た目が好きになれないので城っぽい見た目の陶器の中にブクブクを隠し、空気の泡が建物の窓から出るようになっています。まあ、初めての挑戦なので粗があって下手ですが。

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少し臆病なヤマトヌマエビの隠れ家にもなりますし、魚に捕食されにくい産卵場所にもなります。

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泥鰌がにょろにょろと出入りする姿はなかなか可愛いです。

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そして植物の水耕栽培を加えることもできてしまいます。生物を飼っている適度に有機質を含んだ水、そして常にエアレーションで新鮮な水が植物を元気に育ててくれます。

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初めての水槽陶芸の試作品にしては出来はまずまずではないでしょうか。アクアリウム愛好家にとっても陶芸は相乗効果とオリジナリティーを発揮できる面白い分野だと思うのですよね。

黒土、白信楽土、赤土、磁土などたくさんの種類の土、たくさんの釉薬から自分で好きな素材を選び、規格外のサイズの作品を素人にも作りやすいのが「福ろく寿」の魅力ではないかと。

 

作陶仲間が増えれば良いなと願っている作陶フリーコースの回し者、Mでした。